春の種まき開始！と、土と菌類の話。

2015年03月03日

日曜の雨の影響で畑はまだしっとりしているものの、畝は少し乾いたので、整地し直して種まきを行いました。

小松菜、ピッコロニンジン、ホウレンソウ、ルッコラ、ラディッシュなどなど。

ただ播くだけじゃなく、肥料効果の実験も兼ねての種まき。

◯無施肥

◯もみ殻のみ

◯米ぬかのみ

◯鶏糞のみ

◯もみ殻＋米ぬか＋鶏糞

など条件変えて同じもの蒔きました。

さてどうなるかな(^ω^)

畑の片隅では、昨年秋にほしのがばら撒いたそら豆が見事に生長していて、花を咲かせ始めていました(^^)

白、黒、薄紫のコントラストが美しいそら豆の花

そら豆にはアブラムシがよくついて病気を媒介したりして、花が咲いても実が出来なかったり、小さかったり、途中で枯れちゃったりします。

今のところ、まだアブラムシはついておらず。

アブラムシの天敵であるテントウムシはちらほらいました(^^)頼もしい✨

草を生やしておくと、こういった天敵となる虫たち(いわゆる益虫)も住んでくれて、野菜に被害が出にくくなります。

土を混ぜ混ぜしていると、枯れ草に白いカビ見たいのがついてるのを発見。

麹菌とか酵母菌とかの土着菌かな、匂いを嗅いでみたらキノコ(エノキタケみたいな)の香りがしました。

こういった色んな種類の菌類が豊富にいてくれると土は健康でいられます。

経験ですが、白い菌だと悪臭はなく、黒とか青いカビが生えると悪臭がします。

白い菌＝醗酵

黒い菌＝腐敗

というイメージがあります。

午後からは、事業所の近くの畑へ行ってこちらにも種まき。

やはり、畝立てしてあると乾くのが早いですね(^^)

ピースファーム(山の方の畑)とは土質が全然違って、乾くとサラサラと野菜作りがしやすいやや砂質の土です。

ニンジンとかネギとか大根が作りやすそうだ。

ゆいの利用者さんにも、畝の立て方、種の蒔き方、鎮圧の仕方などの農業技術を日々それぞれのペースで習得していってもらってます✨

目指すはがんばらない農業ヾ(*･ω･*)ﾉ

…なんていうとちょっと語弊があるかも知れないけれど、楽しくないと続けられないし、続けることが大切だと考えているので。。

人にも自然にも無理させない農業ですね。

(…あ、最初からそういえばよかった笑)

畑・自然体験担当星野

NPO法人 piece for you
http://pieceforyou.org/

障がい者就労継続支援Ｂ型事業所ゆい
http://r.goope.jp/byui/free/gaiyou