piece for you トップ特定非営利活動法人 piece for youブログ作る側と食べる側のちょうどいいところは?
作る側と食べる側のちょうどいいところは?
2015年11月25日
今日は名古屋のカフェへ野菜便を送るために出勤前から収穫っ(。 ・ω・)ノ
もうすぐ12月だってのに、自然生えのトマトは実りのピークを迎えてます。
ほんとたくましい。
無農薬、無肥料、てかそもそも植えてないのにワシャワシャ増えてきた(°Д°)
味は、今流行りの甘~いトマトではなく、昔の味のするトマト。
果肉が固い、そのおかげで雨に濡れても地面に落ちても裂果しない。長持ちする。
食べてもらっても、美味しい!と大好評(^ω^)
いいことづくめやないか(・ω・)
来年も生えてきてね(´・∀・`)
こっちは白菜。
8/17に種まきした固定種の野崎2号
仲間たちが次々と虫たちにやられていく中、しっかりと結球してる株を発見!
売りたくないくらいだけど、収穫っ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
虫に食われてる外葉をむしると、白菜の美味しそうな香りが漂う。
試しにかじってみると、ちょーうまい✽(′ ᵕ ‵ *)✽瑞々しくジューシーで香り高くほんのり甘さを感じる。
そうそう、今日ふと気付いたのですが、人間が食べて美味しいと感じる部分と虫が好んで食べる部分て、1つの野菜でも違うんですよ(・ω・)
白菜とか、小松菜とかカブの葉は、葉っぱよりも、茎(白菜は白い部分)の方が美味しい。
ブロッコリーの葉なんて人間には苦くてとても生では食べたくないくらいだけど、虫は葉っぱしか食べない。
花蕾(からい ブロッコリーの食べるところ)を虫は食べない。
虫にとっては、亜硝酸態窒素(肥料が多すぎてメタボな野菜になった感じ)が多い方が栄養になるけど、人間にとっては味覚的にはエグみの元になったり、人体的には他の物質とくっついて発がん性物質になるとかならないとか。。
そういうのが関係してるのかも?
何はともあれ、お野菜採れました(´・∀・`)
更に他の畑でも追加収穫して梱包します。
手前のはまだ収穫してない安納芋。その奥は植え替えたイチゴの畝。
↑バケツの中には白丸ナスとミニトマト。
露地栽培だけど夏野菜がまだ採れる(^ω^)
洗うと、美しい…!
虫食いの多い葉っぱをとって再度味見。
…うんまぁ✽(′ ᵕ ‵ *)✽
これはみんなにも味わってもらわねば(。`・ω・)
ということで、虫食いの葉っぱで大丈夫なところを刻んで塩ふって浅漬けに。
お昼ごはんに出したらあっという間になくなりましたw
虫の気分もわかったそうです笑
きれいにみえても、食い破って中に侵入してたりする…
普通、買った野菜から芋虫が出てきたら、現代の感覚だったらまぁ、クレームか2度と買わないって人が少なくないと思う。
そうなると、お店でも取り扱ってくれなくなるから、虫食い内容に努力する。
薬を使わないとなるとめちゃ大変。
その手間の分を乗せたらとってもお高くなって売れない。
買う側が、何を諦めて何を求めるか。
私の方針は、ある程度の虫食いは容赦してくださいm(_ _)m
その代わり、買いやすい価格と安心して召しあがれるように努力しますのでm(_ _)m
です。
こんなに美しくても、外側が虫食いだらけなら普通は売れない。
食べたらめちゃ美味いんだけどね。
夏野菜!もう冬だよ?w
追加収穫で春菊ゲット⭐︎
草とともに育ってます。
どういう野菜が欲しいのか、どういう野菜は育てるのが大変なのか、
育てる側と食べる側がお互いにコミュニケーションとってちょうどいい具合で野菜だけじゃなく、食べ物が作られるようになったら、とっても豊かなんじゃないかなぁなんて思います。
星野