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トマトとキュウリの病気

2015年06月25日

野菜は人間の保護のもとで、人間に都合の良いように改良され育てられてきたので、常に自然淘汰の中で生きている野生の植物に比べたら弱く病気にもかかりやすいです。
↓こちらは以前にも出したキュウリのモザイク病。
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自然に枯れる場合は葉の縁から枯れるのですが、ウイルス性のこの病気になると葉全体がモザイク常に枯れていき、広がると葉っぱが全滅し兼ねない病気。

↓こちらはうどん粉病

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土の中にいる菌(カビ)が付着し繁殖することで葉っぱが粉ふいたように白くなる病気。

↓トマトにも出始めました。

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カビみたいなものなので、風通しが悪く湿っていると広がりやすいです。

なので、適度に葉っぱをすいて風通しを良くするのが無農薬でやる上での予防と対処法になります。
特に発症した葉っぱは、なるべく粉を舞わさないように切除して、その葉っぱは焼却するのがベストですが、焼いてられないのと、わざわざ燃えるゴミで出したくない(畑のものは畑に戻したい)のでトマトから離れたところに埋めたりしてます。
↑こうすると、土の中で病原菌が増えてしまう!
と思われるかもしれませんが、土が健全で色んな菌や動植物が住んでる土なら特定の生き物だけが増えるということはなくて、自然に調整されていくはずです。
その自浄作用とも言うべき働きは、土を薬剤で殺菌したり、草を生やさずに同じ科の野菜ばかり植えていると弱り、崩れて機能しなくなります。
そうなると、まともに作物育てるためには時間を置くか、薬剤と肥料、堆肥などを投入することで人為的に半強制的なバランス調整をせざるを得なくなります。
こうなってくると、もはや悪循環の始まりで、薬漬けの畑になるのも時間の問題なわけです。
密閉空間にして、徹底的に管理しない限りは菌を排除するのは不可能です。
排除するのではなく、その存在も受け入れてバランスを取る。
そうやって、自然の流れをイメージして、それをちょこっと自分たちの都合の良いようにいじらせてもらう。
そういう工夫と観察は、なかなか大変だけど楽しいものでもあるのです(´・∀・`)
畑・自然体験担当 星野

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